
今回は起動とか言ってたお!!
やる気満々だお!!

あぁ。起動その1だな。

その1・・・
長いのかお・・・?

あぁ、こっちも少し前提知識が必要だからな。
やる夫はBIOS設定とかやったことはあるのか?

余裕・・・ではないお。
やったことはあるお!!

ふむ。まぁBIOSの中身はさして重要ではない。
まぁ、メーカーによって大きく違ってたりするしな。
BIOSの存在と役割を理解してれば良い。
BIOSとは何か、簡潔に述べよ。

またそれかお?
BIOSは・・・
電源入れたら最初に立ち上がるアレだお!!
Deleteキー連打で入って、なんかハードウェアの簡単な設定ができるお!!
これが立ち上がらなかったら重症だお!!

うむ。そこまでわかってるならまぁ大丈夫そうだな。
BIOSとはBasic Input Output System、入出力基本システムの略だ。
これがどこにあるのかは知っているか?

どこ・・・なんだお?

これはMB(Mother Bord)上のフラッシュROM上にある。
小さなプログラムでハードウェアの基本的な認識と設定、
そして起動デバイスにあるブートローダーを読み出して制御を移すのが主な仕事だ。

そのへんはなんとなく知ってるお。
BIOSでCD/DVDドライブを一番上にするとインストールディスクで立ち上がったりするお!!

うむ。それでよい。
HDDなどからインストールされているOSを起動する際にも、
MBRというHDDの先頭セクタにあるブートローダーを読み出して、
そこからOSが立ち上がると言う流れだな。

ところでやらない夫、
UEFIってなんだお??

UEFIはBIOSの後継だな。
BIOSより高機能・多機能だ。
UEFIではGUIベースのセットアップ画面が使えたりする。

すごいお!!
技術発展バンザイだお!!

まぁ、そうだな。
旧BIOSではキーボードの微妙な操作で、操作性がよいとは言い難いからな。

そうだお。
たまにはいると上下とかTabとかFunctionキーしか使えなくてアレなんだお!!

BIOS→MBRのブートローダー→OS起動という流れは超重要だ。
まぁ、後日実際に設定してみたりするし、OS起動の部分は更に別れたりするが。

うーん。ややこしいけど今のところは大丈夫だお!!

では、デバイス情報の確認に行こうか。
ここからLinuxシステムだ。

い、いきなり難しくなるお・・・

lsコマンドは覚えているか?

ls???

lsはディレクトリ内のファイル・フォルダ一覧するコマンドだ・・・
超基本だぞ・・・

まぁ、案ずるより産むが易し。
やって見るがいい。
Lubuntuを立ち上げろ。

よ、よくわからないけど立ち上げるお。
・・・・
起動したお!!

端末を立ち上げて、こう打つんだ。
$ ls /dev

ふむ。カタカタカタ

な、なんじゃこりゃ!!何言ってるのかわからないお!!

あぁ、最初はそうかもしれない。
中身の詳細はおいおいやっていくからな。
/devというのは認識しているデバイスをデバイスファイルとしたものが収められているディレクトリだ。
この中のファイルの読み書きを通じてハードウェアにアクセスできるようになっている。

この他にも認識されたデバイスを確認するコマンドは多数あるんだ。
例えば、デバイスに関する情報は/procに収められる。

この中のファイルをテキストファイルとしてcatやviやnanoなどで開くと情報が見られるのだ。

急に難しくなって何言ってるのか・・・

他にはPCIデバイスはlspci、USBデバイスはlsusbで確認できたりする。

何言ってるのかわからな・・・

デバイスドライバの状態はlsmodとかで

おい待てよおおおおお!!1
何言ってるかわかんないって言ってるお!!!
そもそもディレクトリとかわかんないお!!
コマンド打っても何してるのかわかんないお!!
おいやらない夫!!ちゃんと教えるお!!

めんどくさいだろ・・・・常識的に考えて・・・・

そこをなんとかしてほしいお。
やる夫にも理解できるように教えるのがやらない夫の役割だお!!

(・・・
次回、基本コマンドとディレクトリ構成の簡易版!!(たぶん

やったお!!
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